2022年 放置状態だったこのブログに新しい記事がUpされる予定です。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 2月 15, 2022 2022年 新しい記事をUpする下準備が進行中です。廃鉱山関係ですが手始めは、東丹沢周辺から手を付けたいと考えています。始動は3月か4月を予定していましたが2月の最終土曜日から始動しました。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
丹沢の鉱山跡を探る プロローグ 丹沢だより426号 2006/1 10月 07, 2009 丹沢の鉱山跡を探る 1 1. プロローグ 丹沢某所の坑道最深部 以前から水無川右岸の鉱山道とか、信玄の金山の伝承とかが、気にかかっていたことは確かだった。今回 玄倉の前尊仏様を調べている最中に玄倉に銅山があった。との史実にぶつかり、また新編相模風土記稿の三廻部観音寺の項に山中に金山があった。との伝承にもぶつかり、気にかかっていたことに火がついてしまった。一銭の金にもならぬことだけど、ちょっと面白い結果も出そうだし、男のロマンと言うことで鉱山跡(採掘跡)探しを始めてしまった。 子供の頃 親にねだって鉱石標本セットを買ってもらったことがある。何時ともなく標本は、ばらばらになり失われてしまったが、鉱物とか鉱山とか聞くと今でもワクワクする。 鉱物に関しては、まったくの素人だが、山登りは年季が入っているので、丹沢山中の鉱山跡等を調べてみようと思い立った。 登山をしている人は、蝶や花、草木には興味をしめすが、ゴロタの石など気に掛けない。 鉱物を探している人(ミネラルハンター)は、登山なんかにゃ興味ないだろう。 スキマ的に両天秤を掛けている人は、周りを見回しても今のところ居ないみたいだ。Web を徘徊しても神奈川は、鉱物(造岩鉱物を除く)、鉱山に関してはまったく空白地帯。それに比べれば山梨、埼玉(秩父)、静岡は、鉱物、鉱山に関連した紹介が、なんて多いことだろう。 不遇な神奈川 丹沢で一山当ててやろう。と山師根性で取り掛かったは良いが、なんせ 鉱物に関しては、まったくの素人。どこから手をつけてやればよいか皆目見当もつかない。西丹沢自然教室、玄倉森林館には丹沢山中の岩石標本が並べてあるが、どれも同じようにも見えるし、違うようにも見える。ひょっとしたら一山儲かる(冗談)、神奈川県産金属鉱石類は、展示されていない。 県立生命の星・地球博物館、平塚市立博物館などで調べたら、やはり丹沢山中では、銅や金、マンガンは見つかっていた。だが、とても採算の取れるものではなかったようだ。ただ戦時中は、戦略鉱物としてマンガンが採掘されていたことがあっただけである。 見つかったということが判明していても、今となっては場所の特定は、到底できないようだ。忘れ去られた丹沢山中の鉱山跡。ミネラルハンターも神奈川には興味がないらしく、だれも探していない... Read more »
丹沢の鉱山跡を探る 14 丹沢だより438号 2007/3 (三保鉱山) 10月 20, 2009 丹沢の鉱山跡を探る 14 ベスブ石の集積された穴 ベスブ石の集積 珪ニッケル石か? 三保鉱山があったといわれる看板付近 磁鉄鉱の鉱石か? 6.三保鉱山 「三保鉱山」西丹沢自然教室から徒歩1時間30分 場所:白石滝下流左岸? 場所は、白石沢にあると言われている。白石沢は、変成岩や大理石の産出などで有名だ。また学術的に興味ある変成鉱物が色々産出されており、一部の鉱物は神奈川県の天然記念物に指定されている。そして神奈川県における鉱物の宝庫と言われている。 どうやらこの同じ場所に鉄鉱が産出していたようだ。1964年発行の丹沢大山学術調査報告書第1部丹沢山塊の地質p43,2鉱物(1)白石沢、ザレの沢 図1・17(ロ)には鉄鉱の旧坑があるとされている。雑誌「地学の友」には、中学生の生徒作品として父親に連れられて鉱物採集に行った作文があった。これによると鉱物産地への案内役は、箒沢の佐藤浅次郎氏であったそうだ。奥野氏の「丹沢今昔」や「丹沢だより」の記事で「浅じい」として親しみを込めて呼ばれていた丹沢の生き字引であった人である。以下引用 二ヶ所... Read more »
丹沢の鉱山跡を探る 玄倉鉱山(モチコシ沢 源頭部 鉱山跡) 再訪 10月 17, 2015 玄倉鉱山 再訪 2014年 10月 昨年 訪問していたのだが、なかなか筆が進まずやっとのことでブログにUpできた。 日本ウラン工業が採掘権を設定した鉱区にある採掘した鉱山。 鉱山局で見た採掘権の鉱山詳細図には3箇所の坑道の記載がある。 第一坑道はモチコシ沢左岸の沢筋に坑道が開いており入口が半分埋まっている。坑道の長さは20~30mくらい途中に掘下げた部分がある。通常はこちらが判りやすい。最初に訪れた際に第二坑道を探したが時間切れで見つけることができなかった。 その後YAMさんが第二坑道(2009年)を見つけている。さて第三の坑道は何処に これは見つけることがまだ出来ていない。機会を見つけて探したい。しかし入るのに5時間、出るのに4時間かかるので探索の時間が限られてしまう。 YAMさん リンク マイコン&山歩き 向山ノ頭、モチコシ沢鉱山跡、女郎小屋左岸尾根2009/9/20の記事参照 モチコシ沢 第二坑道(仮称) 場所 モチコシ沢源頭部分岐右岸 沢筋から2.5mくらい上がったところにあり、枝沢の分岐に位置する。枝沢の両岸に坑口があるが、左岸の坑口は掘り始め50cmくらいで止まっている試掘跡と考えられる。 この鉱山へは、モチコシ沢の頭と裸山丸の間の鞍部からモチコシ沢源頭部に下降するのが一般的であるが、下り始めは急斜面なので注意が必要である。過去に遭難事故が発生している。 モチコシ沢の頭と女郎小屋沢の頭を結んだ稜線から女郎小屋沢の頭方面に注意しながら進んでいくと最初の鞍部に達する。そこからモチコシ沢方面へ容易に下りていくことができる。下りていくと岩が削られた狭隘な沢にでるが、その枝沢がモチコシ沢に出合った部分に第二坑道が位置する。 坑口から入ると上方向かって坑道が延びている。長さは130m位。坑口と切羽の部分の高度差は約10m(高度計)計測。途中に枝坑がある。丹沢の私が知っている鉱山では、大棚沢の鉱山210mについで2番目の長さがある。 坑道が乾いているせいかコウモリの巣窟であり、かなりのまとまったキクガシラコウモリ(鑑定:山口喜盛私信)の生息地にようである。 第一坑道 付近 試掘跡 第二坑道 付近 枝沢右側 試掘跡 ... Read more »
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