2022年 放置状態だったこのブログに新しい記事がUpされる予定です。 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ 2月 15, 2022 2022年 新しい記事をUpする下準備が進行中です。廃鉱山関係ですが手始めは、東丹沢周辺から手を付けたいと考えています。始動は3月か4月を予定していましたが2月の最終土曜日から始動しました。 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ コメント
丹沢の鉱山跡を探る 14 丹沢だより438号 2007/3 (三保鉱山) 10月 20, 2009 丹沢の鉱山跡を探る 14 ベスブ石の集積された穴 ベスブ石の集積 珪ニッケル石か? 三保鉱山があったといわれる看板付近 磁鉄鉱の鉱石か? 6.三保鉱山 「三保鉱山」西丹沢自然教室から徒歩1時間30分 場所:白石滝下流左岸? 場所は、白石沢にあると言われている。白石沢は、変成岩や大理石の産出などで有名だ。また学術的に興味ある変成鉱物が色々産出されており、一部の鉱物は神奈川県の天然記念物に指定されている。そして神奈川県における鉱物の宝庫と言われている。 どうやらこの同じ場所に鉄鉱が産出していたようだ。1964年発行の丹沢大山学術調査報告書第1部丹沢山塊の地質p43,2鉱物(1)白石沢、ザレの沢 図1・17(ロ)には鉄鉱の旧坑があるとされている。雑誌「地学の友」には、中学生の生徒作品として父親に連れられて鉱物採集に行った作文があった。これによると鉱物産地への案内役は、箒沢の佐藤浅次郎氏であったそうだ。奥野氏の「丹沢今昔」や「丹沢だより」の記事で「浅じい」として親しみを込めて呼ばれていた丹沢の生き字引であった人である。以下引用 二ヶ所程大きな大理石の脈が露出している澤路を下ってから又細い山路にかかった。はるか下の方から瀧の音も聞こえて來た。約60メートル位降りると白石澤の舊産池へ達した。がこの産地も付近で鐵鑛が試掘され、その捨石のズリでほとんど埋まっていた。 引用終わりこれによると沢筋では無く、だいぶ上の方に採掘場所はあったようだ。また山本氏の短報以下引用 昭和59年末、スカルン鉱物で知られる西丹沢の白石沢にある三保鉱山へ行ってみた。バスの終点のホーキ沢を過ぎ、自動車道路の終点白石沢キャンプ場から1km弱、幾つ目かの砂防ダムを越す地点で登山道のすぐ右側に、磁鉄鉱の貯鉱と鉄製バスケットが残されている。中略 対岸崖上の抗口は道も消えて到達できず、基の産状を知り得ないが… 引用終わり。これによると登山道の対岸、すなわち右岸となるが、どうやら前述の2つとは違う場所のようだ。そして丹沢の情報と言えば「丹沢だより」創刊 Read more »
丹沢の鉱山跡を探る 丹沢鉱山(丹沢 東沢 鉱山跡) 再訪 10月 17, 2015 丹沢鉱山(丹沢 東沢 鉱山跡) 再訪 坑道に今までなかったトロッコの車軸が出現しているとのことで、確認のため2014年7月に確認した。 確かに車軸がある 持ちあがてみたがすごく重い 過去の同一場所の画像 堆積物がある 側坑道の堆積物が減っているのでこの部分に埋没していたのか 坑道奥の大伽藍 大伽藍 大伽藍 ブラジャーの片割れ なぜ? 大伽藍の放射線は0.056μシーベルト クジャク石 側坑道再訪 側坑道 中間部 放射線は0.028μシーベルト 側坑道 奥の放射線は0.041μシーベルト 側坑道 切羽 側坑道から見た本坑道 坑道入口の放射線 0.028μシーベルト たしかに車軸がレールの上に転がっている。どこから出現したのだろうか、奥の坑道の大伽藍を詳しく調べても判らないがブラジャーの片割れがあった。またこの丹沢鉱山上部の周辺を探ると試掘の跡が見つかった。 坑道らしき穴 上部より俯瞰 近づく 坑道だが半分埋もれている 少し入り口を広げる カメラをいれて画像撮影 Read more »
丹沢の鉱山跡を探る 13 丹沢だより438号 2007/2(稲郷鉱山・高松鉱山) 10月 19, 2009 丹沢の鉱山跡を探る 13 稲郷鉱山露頭 高松鉱山うずまった抗口 5.高松鉱山と稲郷鉱山 丹沢山塊では、よくマンガン鉱が産出していた。「丹沢だより428号」で述べた水無川の大日鉱山は、マンガン鉱の鉱山であった。今回探る高松鉱山(高松山鉱山と書くのは誤り)、稲郷鉱山は、ともに露天掘でマンガン鉱を産出していた。 稲郷鉱山は、登山ガイドブックには、断片すら書かれていたことは無い。しかし高松鉱山のものと思われる作業の記事は、少しだが書かれている。昭和16年発行「丹沢山塊」ハイキングペンクラブ編 第六天-高松山‐八町の項目以下引用 之は虫澤への峠越えの主要路であるが、現在ある作業の爲、危險信號の出た場合は通行禁止となる。道は地圖通りジグザグを切って稍右寄りに登り着いたところは△568.9米、第六天の西鞍部である。引用終わり。この危険信号とは、たぶん露天掘の発破合図の事であろう。(八町は原文のまま) 写真内容:左・赤鉄鉱(高松産)、中・マンガン鉱(稲郷)、右・マンガン鉱(高松 マンガンの含有率に比例して発泡度合が違う 高松産はマンガン含有率が高い 今回は、マンガン鉱を探すため10%過酸化水素水を持参した。小学校の理科の実験で使った、オキシフルの濃い物と思っていただきたい。二酸化マンガンにオキシフルをかけると、オキシフルが分解して酸素の泡が出る。この反応を利用してマンガン鉱を鑑別しようという目論見である。マンガン鉱の形態は色々あるが、酸化物型が多いようであり、また酸化物でなくても表面が酸化されて微量の二酸化マンガンが出来ているはずである。微量の二酸化マンガンがあれば触媒作用で分解して、発泡するであろう。他の金属酸化物(鉄)でも、過酸化水素水は分解されるが、二酸化マンガンとでは桁違いに分解のスピードが遅い。事前の大日鉱山から採取した鉱物で実験したところ、さかんに発泡した。他の鉱物(赤鉄鉱・マンガン鉱と色が似ている)は、発泡はチョロチョロであった。さて準備は万端である。 「稲郷鉱山」寄から徒歩40分 場所:稲郷沢入口から500m 場 所は、稲郷にあり露天掘で採掘されていた。と言われている。日本鉱産誌によると位置は、寄村稲郷にあり地質および鉱床は、御坂層中の凝灰角礫岩を母岩とする鉱床で品位はマンガン5.7%以 Read more »
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