西丹沢 東沢 丹沢鉱山下 湧水口改め鉱山排水口の封鎖

          西丹沢 東沢 湧水口改め鉱山排水口 封鎖状態

撤収時の状態 自然の堤防の上部左から越流排水されている。
まだ開口部は、大きく開いていた(40㎝位)。

鉱山排水を流す塩ビパイプを左側に設置。塩ビパイプ脇からの漏水を防ぐための止水措置を施して坑道全体は、天井まで石を充填埋設した。

 天井まで岩が充填して、左の塩ビパイプ(1m)から排水される状態になっている。一部セメントで固定。奥の水面の高さはビール瓶の口位まで。止水は完全ではなくべつの場所から漏れている。

左の塩ビパイプ(1m)を継ぎ足し固定 合計2m、さら岩を充填し、真砂土で埋め戻し

この塩ビパイプの奥約2mの位置に坑道先端部がある
天井土砂、岩の充填で天井まで15㎝位になる


 排水口からの水は、朽ちた坑木、番線、銅鉱石残滓の間を廻って流れ出ている。決して岩の間から流れ落ちている湧水ではない。いうなれば、上部にある丹沢鉱山からの排水と同じ状態。きれいに見た目は見えるが汚染されている。

奥野幸道氏から頂いた鉱山排水口写真(実は内部は坑道)

写真についていたキャプション

 現在の同じ場所 奥野さんが写真を撮った昭和30年代と同じ 奥野さんも排水とおっしゃってる。その後 上部から土砂が崩落 少なくとも私がここを最初に通過した中学生の時には、坑道は埋まっており湧水口と思われる場所から水は出ていた。

2006年12月当時の湧水口改め鉱山排水口


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