さて、前回の熊騒動にめげず、「こっちだよ」の声に導かれ坑口があると思われる場所を掘削。鉄筋の錐、スコップ持参
国定公園外の堆積物がたまった涸沢状の部分。掘削しても自然堆積物を沢筋に落とすだけなので問題ないと判断。
前回は、手作業だったので途中であきらめたが今回は、掘削道具を持参してチャレン。足元は、掘り出されたザレで不安定で時々砂利雪崩が起きる。とりあえず足元の安定性を確保し掘る体制を固める。
完全に坑口が閉塞した鉱山跡を見つけ出して掘るのは初めての経験である。いままでは、かすかに開口部があったり、大きく開いていた坑口のみ。はたして「こっちだよ」の呼びかけは当たりであろうか?頼りは「勘と状況証拠のみ」
とりあえず岩盤が露出している左斜面を下まで掘り下げる。1.8m位掘り下げたが、岩盤の張り出しにぶつかり断念、別の右岩盤部分も岩盤にぶつかり断念。残るは中央部だが土の厚さが半端でないので、心が折れる。手に豆を作り一端作業中止退却。「勘」が鈍ったか…
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この斜面が怪しい
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岩壁が露出しているのは、右と左の部分 |
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左の岩壁が出ている部分を掘削
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岩のテラスにぶち当たる |
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横に拡張しても坑口なく岩壁だけ |
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右 岩壁を掘削 岩底にぶち当たる |
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縦に1.2m掘削したが坑口は出ない 右部分 |
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残るは中央部分 ここは涸沢になっており、雨が降れば水流が発生する場所 堆積物の量が半端でない。大体水流のある場所に坑口を掘るか?! ここまで通算3日通った。
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別日 中央部を掘削 |
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岩盤に当たる 無念 |
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残るは一番右のさらに右 |
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岩盤にに当たる 無念 |
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トレンチは3ケ所 どれも岩盤に当たる
坑口は、人が入れる大きさなのでトレンチで探りを入れれば開口部の片鱗に当たるはず。 左 2つのトレンチは、涸沢状の部分の堆積物を掘削 下は切れている。 鉱山であれば、鉱石を運び出すため開口部の部分は安定した地盤が必要。左2つは当てはまらない。涸沢なので足場を組まなければならない。今後 大雨が降れば、水流が発生しトレンチに水が溜まって、不安定な堆積物は雪崩のように下に落ちるはず。
つづく
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