丹沢の鉱山跡を探る 閉塞された坑口を掘削(国定公園外)その2

 この場所に通い始めて5回目、なかなか坑口は見つからない。

既にトレンチは3ケ所を拡大掘削

クマの糞 この辺は縄張りのようだ

この斜面のどこかにあるはず


掘削現場の下斜面 土砂を落としている かなりの急斜面

一条の光が射す
使用済みブリスターパッケージが斜面からでてくる
電氣雷管の導線も一緒 


ドセル錠(ジクロロフェンナトリウム・ボルタレン)鎮痛剤
導線は、電気雷管 遅延型 緑白の導線
電気雷管(株式会社ジャペックス)カタログ

この場所で間違いない。

遺留物が出てきた斜面をさらに掘り下げるが岩盤に当たる。

今一度 場所の再考

 遺留物は、堆積物の中間層から出てきているので、それ以下の斜面を掘削しても無駄。

 中間層に遺留物があるなら、その中間層の上部が怪しいことになる。と言うことは、さらに涸沢の上部からの流失物と見た方が良い。上部はさらに急斜面。ロープを持参して再度調査し直し。この後大雨が降ったので現場の状態がどのようになっているか楽しみである。

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