丹沢の蛭を探る 吸血実験 その一 失敗

  以前は、東丹沢にしか居なかった蛭が西丹沢でも徐々に進入してきた。玄倉ビジターセンターがまだ運営されていたころ、裏庭で見つかったとのレポがビジターセンター展示物で見られた。

 その後、あの小川谷でも蛭の報告が散見され、いまでは西丹沢全体で存在しているようだ。

 今回、東沢の丹沢鉱山に久しぶりの訪問を行ったついでに、弥七沢出合の林道で蛭を1匹捕まえたので、実際にどのような吸血動作を行うのか準備万端で確かめてみた。

準備したもの

  • ステンレスパッド
  • 注射器(ポイズンリムバーの代わり)
  • 普通のバンドエイド
  • 止血効果があるバンドエイド クイックヘルプ
  • ピンセット
  • アルコール綿
  • ゲンタマイシン軟膏(エルタシン軟膏)
  • 0.1%酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン製剤(パンデル軟膏)ベリーストロング(2群)
  • ペトリ皿

蛭の状態 ユーチューブ リンク

蛭は、サンプルチューブの中では元気に尺を採っていた。

右腕前腕に載せると動作を始めた。冷たい感触で腕を動き回っている
若干かゆみがあったが出血はしていない

しばらくすると小さく固まり動かなくなった。


お亡くなりになられたようだ。実験は失敗
室温は23° 湿度55%

再度、もう少し暖かくなったら採取しに行くつもり

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